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1. 合成するために必要なパーツを準備します。まず、背景画像 2. CGで作成した建造物(爆発したときに飛び散る破片を含んでレンダリングしてあります) 3. 破片画像(爆発したときに飛び散る破片のみ) 4. 爆発映像 5. 背景と建造物を合成します。 6. 爆発映像を一番上のレイヤーに重ねます。 7. 爆発映像の背景が黒なので後ろにある建造物が見えてきません。そこで、描画モードを比較(明)に変更します。 8. 図のように、映像の明るい部分だけが合成されます。 9. 爆発する箇所に位置を移動します。 10. 爆発の大きさを調整するため、タイムスライダーを動かして、爆発の広がりを確認しながら、爆発の大きさを建造物に合わせます。 11. 爆発のシェイプに合わせて、マスクを作成します。(下部分がランダムなカットになるようにマスクを作成します) 12. 爆発映像レイヤー内のマスク1を開き、マスクの境界線をぼかして、背景に馴染ませます。 13. 図のようになります。 14. 爆発形状は常に変化をするので、下部分が不自然にならないように、マスク形状を動かす必要があります。マスクシェイプ脇のストップウォッチアイコンをクリックしてキーフレームを入れます。 15. 時間軸を変えながら、マスクの形を変更します。 16. 図のようにキーフレームが入ります。 17. 破片が飛び散る場所と、爆発の場所が異なる場合は、位置にキーフレームを入れて爆発位置にアニメーションを付けます。 18. マスクのアニメーションが完了すると、図のようになります。 19. 爆発周りを明るくした方が臨場感が出るので、明るくさせるために、爆発映像を複製し名前を付けます。(複製の名前を変えるには、名前上でEnterキーを押せば、任意の名前を付けることが出来ます)プロバージョンの場合は、19、20、21はプラグインを使うので必要ありません 20. エフェクト->ブラー&シャープ->ブラー(ガウス)を実行します。 21. 画像を見ながら、ブラーの数値を変更すれば、爆発周りが明るくなります。 22. プロバージョンの場合爆発映像を選択して、エフェクト->スタイライズ->グローを実行し、エフェクトパラメータを変更して爆発周りを明るくします。 23. 2つ目の爆発を合成するために、爆発映像を複製して任意の名前を付けます。 24. 位置を変更して、タイムスライダーをずらして爆発のタイミングを合わせます。 25. 同じ映像を使っているので、当然爆発の形は同じです。そこで、変形させて同じ映像に見えないように変更します。ディストーション->メッシュワープを実行して、爆発形状を変形させます。 26. 形状が変形することで、多少は異なって見えるはずです。 27. 合成したレイヤーに、レンダリングした破片画像を合成してみます、すると、破片のみが画像内で違和感を感じると思います。破片は爆発した炎内にあり、その中から飛び出し、破片にも爆発光があたる必要があります。ただ、全てをCGで作成しているのなら可能ですが、合成で処理するには労力が掛かるため、雰囲気だけでもそれっぽく見せるように合成処理をします。 28. プロジェクト内でコンポジションを複製し、ダブルクリックします。 29. 破片画像と2つの爆発映像を残して、他は全て削除します。 30. 破片画像を一番下のレイヤー階層に移動して、上にある2つの爆発映像の描画モードを、覆い焼きリニアに変更します。爆発光が破片にかぶさります。 31. 合成途中のコンポジションに戻り、破片画像を一番下のレイヤーに移動して非表示にします。 32. プロジェクトから、破片と爆発を合成したコンポジションを、レイヤーの一番上の階層に入れます。 33. 爆発はすでにあるので、爆発光が破片にかぶったパーツのみを合成したいので、マスクの差し替え作業をします。レイヤー内の、破片と爆発を合成したコンポジションを選択して、エフェクト->チャンネル->チャンネル設定を実行して、ソースレイヤー4を一番下にあるレイヤー(破片画像)を指定します。この変更で、破片と爆発を合成したコンポジションには、破片画像のマスクが適用されました。 34. 破片と爆発を合成したコンポジションのみを表示すると、図のように破片の形に切り抜かれます。 35. エフェクト->ブラー->ブラー(方向)を実行して、ブラーの長さを変更することで、破片に動きが出て自然に見えます。 36. 最終合成は、図のようになります。
by hidem22
| 2009-01-09 16:49
| AfterEffects
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